「IoT」の出願動向とは

[su_heading size=”10″]今注目される「IoT」の出願トレンドとは[/su_heading]

「IoT」とは、 internet of Things” の略語であり、パソコン類以外のモノをインターネットに接続することを指し、今後更なる市場規模の拡大が期待されています。「IoT」の出願トレンドとはどのようなものなのでしょうか、データベースからトレンドを読み解いていきましょう。

ブランド名に「IoT」を含む出願

出願中及び登録商標が652件。出願件数の多い上位5社がこちら。


LG社が群を抜いて件数が多く、また、上位5社中4社が韓国という結果でした。現在、韓国では世界に先駆けIoT専用(LPWA)ネットワークを構築し、サービス競争は新局面を迎えているといいます。「韓国のスタートアップ企業から発売されたスマートデバイス10選」という記事からは、様々なIoTの商品が紹介されており、今後様々なIot製品が身近に利用されていくことが想像できるのではないでしょうか。

また、GoogleTrendsで「IoT」を検索した結果、韓国が1位ということからも、世界に先駆け、韓国でのIoTへの注目度やビジネス化が加速されていることが伺えます。


指定商品に”Internet of Things”を含む出願

出願中及び登録商標が2,808件。出願件数の多い上位7社がこちら。


ブランド名に「IoT」を含む出願結果と同様に、LG社が群を抜いて件数が多く680件もの出願が確認できました。

下記、出願数の国別ランキングと、主要20カ国のIoT整備状況をグラフ化したものです。先進的な国は米国、スイス、北欧諸国、オランダであり、スペイン、イタリア、ロシア、インド、ブラジルが不十分という結果で評価がされています。

比較的先進的と評された国が、商標の出願数も多いことがわかります。IoTの活用を迅速に進めるための環境整備が進んでいる国は、その分ビジネスへの加速が早く、商標出願数も多い結果となっているのではないでしょうか。


画像出典:https://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/684916.html、画像出典:Global Brand Database(http://www.wipo.int/reference/en/branddb/)

また、区分別結果がこちら。


ソフトウェア等が対象の9類が2,363件と1番多い結果。その他商品区分で多いのが、照明等が対象の11類。機械等が対象の7類。時計等が対象の14類です。具体的にどのような商品が指定され出願されているのか、一部抜粋をしてご紹介いたします。

11類の「IoT」とは

マレーシア企業が出願しており、商品化している製品「Oznes」。11類で”インターネットおよびモバイルネットワーク上の制御を可能にするIoT(Internet of Things)デバイスを埋め込んだ照明用装置”を記載した出願をしています。

プラグに差し込み使用する照明で、スマートフォンによる制御が可能なIoT製品。


7類の「IoT」とは

ドイツの機械製造業者が出願しているのは、7類のIoT「ADOMOS」。”工作機械、製造機械、金属加工用機械、ロボット、特に現場またはクラウドコンピューティング、クラウドネットワーク、IOT [Internet of Things]、特に機械工学分野”を記載した出願をしています。

ADAMOS IoTプラットフォームは、生産関連データの製造、保管、分析にITサービスを提供するサービス。


画像出典:http://www.durr.com/digitalduerr/iiot-platform-adamos/

14類の「IoT」とは

中国の企業が出願しているのは9,14類のIoT「AIRCON WATCH」。”物事のインターネット(IoT)におけるネットワーク制御本体の加熱および冷却時間および温度の接続、操作および管理のためのダウンロード可能なソフトウェア。スマートな時計またはリストバンドによって制御されたボディを冷却および加熱するための電気制御装置”を記載した出願をしています。


画像出典:https://www.airconwatch.com/

Aircon Watch(エアコンウォッチ)は、あなたの体を数分でを涼しく/暖かく調整可能な革新的なウォッチデザインリストバンド。サーモスタットが家の中の温度を調節するように、視床下部はあなたの体温を調節し、内的/外的刺激に反応し、身体を37℃近くに保つ製品だといいます。

米IDCが公表した世界IoT市場に関するリポートによると、IoTの主要ユースケースのうち、支出額規模が大きいと見られて分野は製造オペレーションで、2017年における推計金額は1050億ドル。このほか輸送貨物管理(同500億ドル)、製造アセット管理(同450億ドル)、電気・ガス・水道などのスマートグリッド技術(同560億ドル)、スマートビルディング技術(同400億ドル)も規模が大きな分野といいます。

引用:http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/061501661/

今後、様々な分野でのIoT製品化が進んでいくことが予想され、出願動向からも目が離せません。


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