第43回 ICANN報告会

2015年7月28日、東京ミッドタウンのシスコシステムズ合同会社にて、JPNIC主催の第43回ICANN報告会が開催されました。

2015年6月21日~25日にアルゼンチンの首都、ブエノスアイレスで開催された「ICANN53 Buenos Aires」の報告会であり、総務省やICANN関係者を含む9名が講演をしました。

講演内容はこちらをご覧ください。

第43回ICANN報告会の会場様子

現在、ICANN関連で一番注目を集めているのは、IANA Transitionと呼ばれる「ICANNの完全民営化プロセス」です。ICANNの母体であるIANA(Internet Assigned Numbers Authority)は、現在も米国商務省電気通信情報局(Department of Commercgovernment e, National Telecommunications and Information Administration,NTIA)と契約があり、以前より完全民営化するよう働きかけがありました。

現在は、完全民営化に向けた準備が進められておりますが、プロセスが遅延傾向にあり今後の動向が注目されています。

今回のICANN報告会においても、ICANN完全民営化プロセスに関する報告の他、JPドメインなどを含むccTLD会合の動向、総務省が参加するICANN政府諮問委員会(GAC)、日本語ドメインネームのルールを制定する日本語生成パネルに関する報告などがありました。

また、これまでICANNが発信する情報は日本語への翻訳がありませんでしたが、ICANNアルゼンチンミーティングにおいて、ICANNが発信する情報をJPNICとJPRSが連携して翻訳する旨が発表されました。これにより、多くのICANN情報の発信が期待されます。

また、ブライツコンサルティングの村上氏からは、英国のバークレーズ銀行による「www.home.barlclays」の他、フランスの銀行であるBNP Paribasによる「mabanque.bnpparibas」等、ブランドTLDの傾向や、SEOへの影響等が報告されました。EUで徐々に動き出した感のあるブランドTLDですが、これに習い今後各国での活性化が期待されるとの事です。

次回、第44回ICANN報告会は、2015年10月18日~22日にアイルランドの首都ダブリンで開催されるICANN54 Dublinの後に開催の予定です。

金 冏晋(Kim Kyeong-Jin) ブライツコンサルティング 営業企画部 マーケティングチーム

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