Taco Bellが利用する「ta.co」は新gTLDにどのような影響をあたえるのか?

米国のファーストフードチェーンであるTaco Bellが、ドメインネーム「ta.co」の登録と利用開始をしたことは、Domain Name Wire(DNW)に掲載されたAndrew Allemann氏の記事で紹介された通りです。

DNWでは、「ta.co」の利用により、ドメインネームは「.com」や「.net」だけではなく、それ以外にも選択肢があることを伝える効果がある、と申しています。

「.com」や「.net」以外のドメインネームがユーザの目に触れることとなり、これまで他に多くのドメインネームを知らなかった人にも訴えかけることができます。

これまで「.com」や「.net」以外で注目されていたのは、国・地域別ドメインであるCountry Code Top Level Domain(ccTLD)であり、日本では「.jp」が多く使われておりますが、今回Taco Bellが登録したコロンビアのccTLDである「.co」は、世界的にも人気があるドメインのひとつです。

「ta.co」の場合、Taco Bellの商品であるtacoの一部として機能しましたが、「co」自体がCorporate=会社を表す略語であるため、海外では高い人気を誇るドメインです。

国・地域別ドメイン以外の新しいドメインとは?

今後は、合計約1,300の新しいドメインがマーケットに出てきます。既に新しいドメインを使ってウェブサイトを運営する企業も多く出てきています。

「ta.co」のように、これまでユーザが目にしたことの無いドメインに注目することで、新しいドメインも注目される良い機会になるのではないでしょうか。

新しいドメインは、世界のドメインネームを管理するICANN(アイキャン)という組織によって管理されています。最近注目されるドメインにはGoogleの持ち株会社が使用する「.xyz」や環境保護をテーマとする「.green」等があります。

欧米がドメインネーム先進国であり、その他は遅れを取っているイメージがありますが、日本で生活用品を製造販売するライオン株式会社(Lion Corporation)では「lidea.today」にて実際に健康や衛生等に関する情報サイトを展開しています。


lidea.today

偶然にも「newgtld.today」と同じ「.today」を使用していますが、「lidea.today」は「毎日」の生活と理解することができ、一方「newgtld.today」は情報サイトのため「ニュース」を意味するTODAYであると理解することが出来ます。

また、「.みんな」に代表されるアルファベット(ASCII)以外のドメインも出てきているので、これまでよりも企業活動やマーケティングに相応しいドメインネームでビジネスを展開できる新時代に突入しているのではないでしょうか。

村上 嘉隆 株式会社ブライツコンサルティング シニアコンサルタント

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